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松戸飛行場は、正式には、「逓信省航空局・松戸高等航空機乗員養成所」といい、昭和15年に松戸の外れに開所したものである。民間の操縦士や整備員を養成する目的で設立されたが、帝都防空のための飛行場としても位置づけられ、建設時から陸軍が関与し、その所長も陸軍少将が務めていた。終戦後は、一時期、鉄道講習所が置かれていたこともある。 格納庫
昭和14年に建てられたもので、旅客機などの格納庫として使用されていたという。現在は陸上自衛隊関東補給処松戸支処の倉庫として使用されている。
写真手前側は現在グラウンドになっている滑走路跡
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格納庫裏側
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滑走路跡
前方は防衛庁の官舎で、滑走路は更にその先まで続いていた。
現在、「松飛台」という地名があるのは、松戸飛行場の跡地であることに由来する。
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松戸高等航空機乗員養成所記念碑
他の場所にあったものを旧滑走路脇に移転したもの。
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第一期操縦生徒卒業記念 碑
碑の上部にあるのは養成所の章
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第一期普通科整備生徒卒業記念 碑
「昭和二十年三月二十四日」とある。
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第二期機関生徒卒業記念樹 碑
「昭和十八年二月二十七日」、「教官櫻 南方櫻 (生徒舎入口前)」とある。
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第四期機関生徒卒業記念 昭和十九年九月二十三日 碑
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滑走路跡脇の木造施設
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木造施設
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木造施設
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木造施設
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木造施設
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鐵道聯隊軌道跡
松戸駐屯地の中を通る新京成の線路で、かつての鐵道聯隊の演習線(津田沼〜松戸)軌道敷跡である。
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