(広島県呉市青山町5)
そこから呉鎮守府本館(現在は海上自衛隊呉地方総監部)を望む。
コンクリート製の門柱があるが海軍の物かどうかはわからない。
この浄水場は、明治23年(1890年)に、二河川から水を引いて海軍の各施設に給水するために作られた。横浜、函館につぐ我が国3番目の近代水道だという。
明治23年の建築で、この建築様式では我が国最古ともいう。
かつては他にもあったらしいが、施設の近代化により取り壊され、今はこの一棟のみ。
平成10年には国の登録有形文化財として登録された。
(平成15年2月10日)