旧呉鎮守府水道

(広島県呉市青山町5)

呉病院の南側の道路を登ると写真の場所に出る。写真左が浄水場の入り口であるが、その右側に古い石段がある。上の方には浄水場の関連施設らしき物がある。
石段を近くで見たところ。海軍時代の遺構である。明治時代の物かもしれない。
石段の先は平らな更地になっているがかつては施設があったものと思われる。

そこから呉鎮守府本館(現在は海上自衛隊呉地方総監部)を望む。

石段を下って元の場所に戻り、呉市水道局宮原浄水場の入口に行く。

コンクリート製の門柱があるが海軍の物かどうかはわからない。

この浄水場は、明治23年(1890年)に、二河川から水を引いて海軍の各施設に給水するために作られた。横浜、函館につぐ我が国3番目の近代水道だという。

門を入った少し先に古い建物がある。電気関係の施設らしいが現役ではなさそうである。
上の写真の建物の左にある建物。こちらは現役らしい。
煉瓦造りの配水池上屋。現在は、呉市水道局宮原浄水場低区配水池として使用されている。

明治23年の建築で、この建築様式では我が国最古ともいう。

かつては他にもあったらしいが、施設の近代化により取り壊され、今はこの一棟のみ。

平成10年には国の登録有形文化財として登録された。

かなり大きな建物なので、全体を写真に収めるにはかなり離れなければならない。
さすがに屋根は新しく葺き替えられている。
敷地内にある古い石組みの施設

(平成15年2月10日)