広島陸軍幼年学校跡

(旧歩兵第七十一聯隊跡)

基町高校、白島小学校、広島城址公園、道路等

正門跡

広島陸軍幼年学校は、陸軍幹部の養成機関として明治30年に開校、昭和3年に軍縮のため一旦廃校となった(当時は野砲兵第5連隊の南側、現在ひろしま美術館がある辺りにあった。)が、昭和11年になって旧歩兵第七十一聯隊跡に再興し、昭和20年までに合計3,345名の将校生徒を輩出した。

正門は、門柱が3本、修復されて今も当時の位置(RCC中国放送のすぐ北側の緑地帯内)に残っている。門の南側(手前側)には、当時まだ中堀が残っており、「城北橋」という細い橋が架けられていた。

なお、学校本部に掲げられていた菊花御紋章は、現在、陸上自衛隊海田市駐屯地に保管されている。

門 柱

門 標

門柱周辺の様子

門柱の近くの記念碑に取り付けられている戦前と現在の付近要図

記念碑の説明碑文

門柱そばの説明板

部隊跡記念樹碑

ノモンハン事件参加部隊の歩兵第七十一聯隊、野砲兵第十三聯隊、輜重兵第二十三聯隊を記念して昭和52年に建てられたものである。

碑の裏側

要図の拡大

軍馬之碑

近くで見たところ

銘板


(平成14年12月20日)