旧金澤陸軍兵器支廠兵器庫
現在第五號〜第七號の3棟が現存しており、石川県立歴史博物館として利用されている。建物の内部は、第五號(第三棟)の一部を除き大改造されている。
戦後、昭和21年に金沢美術工芸専門学校(現在の金沢美術工芸大学)の校舎に転用されたが、昭和47年石川県が譲り受け、昭和61年から石川県立歴史博物館となった。
いずれも煉瓦造二階建で、左右対称を基本とした端正な意匠になっており、長さは90メートルに及ぶ。3棟とも外観は創建時の姿を忠実に復元し、内部はそれぞれ異なった手法で構造補強を加えている。
平成2年9月11日、重要文化財に指定された。
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