(所在地:鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋)

「海軍航空隊古仁屋基地跡」記念碑

奄美大島の南端部にある古仁屋基地は、海軍の水上機による対潜哨戒や船団護衛等を行うために設定された海軍航空隊の基地である。

大東亜戦争末期には、沖縄周辺に来攻する米軍艦船に対する水上機による攻撃も行った。

現在の基地跡は公園や住宅地等となっているため、遺構の大部分は既に破壊されているが、道路を隔てた山腹に造られた地下壕は現存している(民有地内)。

同 上

スロープの石垣残骸

水上機を水上に降ろすためのスロープのコンクリートは早くから崩落していたが、スロープの側面の石垣は最近まで残されていた。

しかし、公園造成時に崩されたようで現在はこのように放置されている。

(平成25年3月撮影、平成26年4月21日初掲)