歩兵第三十七聯隊跡

(現、国立大阪病院)

正門跡付近

歩兵第三十七聯隊跡は、現在、国立大阪病院敷地となっており、往時の面影はない。

記念碑群

構内に入って左手の駐車場手前側に記念碑が3つ建てられている。

「歩兵第三十七聯隊跡」碑

「歩兵第三十七聯隊跡」碑は、戦後、戦友会によって建立されたもの。

「克忠」碑

この碑は大正11年5月25日に建立されたもので、元は営門(正門)内の築山に設置されていたが、終戦後撤去され放置されていたものを、この記念碑の庭園を造園するにあたり、戦友会である歩三七会が改めて建て直したものである。

上部の「克忠」の文字は、当時の第四師団長鈴木荘六中将(当時)の揮毫、その下の書は当時の聯隊長井深禄朗大佐の揮毫。

「克忠」碑の部分拡大

歩兵第三十七聯隊創立一〇〇周年記念碑

平成10年に建立された記念碑

歩兵第三十七聯隊創立一〇〇周年記念碑

記念碑の裏側

兵部大輔大村益次郎卿殉難報國之碑

聯隊跡東南角にある。昭和16年、戦意高揚を目的として建立されたと言われる。


(取材:平成14年1月3日、初掲:平成14年2月19日)



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