歩兵第八聯隊跡

(現、史跡難波宮跡、道路等)

「史跡難波宮跡」碑

歩兵第八聯隊跡の大部分は、現在「史跡難波宮跡」として公園化されており、往時の面影はほとんど無くなってしまっている。

正門跡

門柱などは早期に撤去されてしまい痕跡もない。20年ほど前までは正門前の敷石が残っていたというが、公園整備に伴ってそれもなくなっている。

「歩兵第八聯隊跡」碑および「御臨幸之趾」碑

「歩兵第八聯隊跡」碑は昭和50年に戦友会によって建立されたもの。その右側の「御臨幸之趾」碑は、昭和7年11月14日に建立された記念碑で、数少ない聯隊の遺跡である。

「歩兵第八聯隊跡」碑裏側の碑文

「御臨幸之趾」碑の裏側

倉庫跡地

平成13年まで残っていた聯隊唯一の建物である旧倉庫の跡地。反対運動があったが結局取り壊されてしまった。

旧南門

聯隊敷地南橋にある南門門柱と敷石等。戦前のまま残っている貴重な遺構である。


(取材:平成14年1月3日、初掲:平成14年2月18日)



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