水交社跡 |
(東京都港区麻布台2−4−5 メソニック39森ビル)
水交社は旧海軍将校・士官の親睦団体で、明治9年に創設され、当初築地に置かれていた。 しかし、関東大震災後の昭和3年、久松伯爵家の所有地だった、現在の東京タワー下の土地に移転した。 本館が建設されたのは昭和9年のことだった。 戦後は米軍に接収された。 昭和24年末、接収が解除されると、今度は「財団法人東京メソニック協会」に、国から土地・建物とも払い下げられた。 この払い下げをめぐっては不明朗な部分があり、現在でも話題にされることが多い。 |
(平成14年2月8日初掲)