撮影時期・場所は不明であるが、全員九八式軍装であることから、昭和１３年以降昭和１８年以前であると思われる。

この画像ではわかりにくいが、全員が明るい色の胸章を付けている。　将官で胸章を付けるのは衛生部や経理部等の各部の将官だけなので、この写真に写っている将校達の部を推測してみると、次のようになる。

軍医（衛生）部（深緑色）、獣医部（紫色）、薬剤科（深緑色）：　色が濃いので該当しない。

法務部（白色）：　色は可能性があるが、軍帽が法務部のものではないので該当しない。

軍楽部（紺色）：　将官がいないので可能性無し。

技術科（黄色）：　技術少将が３人でいたが、いずれも昭和１９年から２０年の任官であり可能性は無い。

経理部（銀茶色）：　色が明るく、最高位が中将なのでこれが最も可能性が高い。

なお、上の写真の中央付近を更に拡大した画像があるので、ご覧になりたい方はこちらへどうぞ。