(平成11年6月13日改訂、平成21年3月29日再改訂)

満州国建国初期の大同元年12月28日制定の満洲國陸軍少将肩章。肩章の地は銀(日本軍は緋色)で、校官、尉官、も地の色は銀である。

のち、康徳4年5月12日の改正で、肩章の形状が日本軍と同じになった(ただし、地の色は鳶色)。

この肩章は、元々は張学良の東北軍閥の少将肩章と同型であると考えられるが、詳しいことは資料が無くわからない。

(資料提供:消防士様)

裏側は、日本陸軍の将校用肩章(昭五式)と同様であり、日本製である可能性が高い。

満洲国陸軍大将の軍装を着用した川島芳子の有名な写真。

その肩章は四隅にモールがあり、初期型の肩章であることが判る。