旧プール

（茨城大学農学部敷地南角付近）

　写真は、県道３４号（竜ヶ崎阿見線）の歩道から撮影したところで、かつては錆に覆われた飛び込み台やコンクリート製の階段等がそのまま残っていた。

　平成２１年８月現在、飛び込み台は撤去されて残っていない。

　プールの土盛は雨に浸食されて崩れかけている。　内側は既に土砂で埋め立てられており、現在は放置された状態にある。　そのうちに完全に取り壊されるかも知れない。

同　上

　プールを反対側（東側）から見たところ。　こちら側の方が県道側（西側）よりも浸食が激しくかなり崩壊している。

皇太子殿下御手植の松

　茨城大学農学部構内の旧プール跡南東近くにある。　松の周囲は二重の石柱列で環状に囲まれている（昔はあったであろう鎖はなくなっている）。

「皇太子殿下御手植」碑

　碑は当時のまま破損することなく完全な形で残っている。　この碑の指す「皇太子殿下」とは、昭和天皇のことで、摂政宮時代に霞ヶ浦に来られた際の記念植樹である。

「皇太子殿下御手植」碑の裏側

　「大正十一年六月廿八日」「霞ヶ浦臨時海軍航空術講習部」とある。　「霞ヶ浦臨時海軍航空術講習部」とは、霞ヶ浦海軍航空隊発足前の名称である。

井戸、給水塔及び旧ポンプ室

旧本部地域跡地の一角にあるニッシという会社が現在も使用している井戸、給水塔及び煉瓦造りの旧ポンプ室。