この公園内に、サイパン島内で戦前から唯一残る銅像があります。 この銅像は、日本統治時代に南洋興発株式会社を設立し、サトウキビ栽培と製糖をおこなってサイパン島の一大産業に育てた松江春次氏のものです。
なお、この公園のミドルロードを挟んだ反対側には日本統治時代の病院建物が残っており、「北マリアナ博物館」として使用されています。
しかし、米兵によって銃弾が数カ所撃ち込まれており、弾痕が残っています。(左頸部に2発、左ポケットに1発)
「香取山」と名付けられた少し小高い丘にあります。
戦前は、サトウキビや燃料などを輸送するために、北はイレスタ・マイゴ・ファハン(バードアイランド)から南はマジシャン湾まで軽便鉄道が敷設されていました。
(平成16年10月24日初掲)