【平成16年5月6日掲載】
「沼津女子商業学校」について 「沼津女子商業学校」は、現在の「加藤学園高等学校」(沼津市大岡自由ヶ丘1979)の前身の学校であり、この写真帖に収められている写真が撮影された頃は、沼津市米山町にありました。 学校創立は大正15年4月15日で、沼津市真砂町に加藤ふぢ氏が「沼津淑徳女学院」を開いたのがはじまりです。 当時の入学資格は高等女学校卒業者だったといいます。 その後、昭和9年1月11日、実業学校令による女子商業学校として認可を得、「沼津女子商業学校」と改称しました。 同年9月には同市米山町へ校舎を新築、移転しました。 昭和20年7月16日、米軍による空襲で学校の全施設が焼失してしまいますが、終戦後の9月15日に、現在学校がある沼津市大岡にあった旧沼津海軍工廠寄宿舎と旧陸軍製造所青年学校に移転して授業を再開しています。 昭和23年には新制高校に昇格し、「沼津女子高等学校」に改称、その後変遷を経て今日に至っています。 |